| いさか しげはる | |
| 伊坂重春 | |
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| 作品 |
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家を建てようとするとき、その条件は全て異なります。敷地、環境、地域、家族構成、予算… 全ての与条件が違います。ハウジングメーカーや工場生産品に、なかなか当てはめることが、難しいものです。人間一人一人、人格があるように家も又、固有の個性があるものです。その一人一人の個性と、家に対する異なる願いを理解し、各々の過去の思い出を大切にし、新しい家に、その記憶を蘇らせたいと考えます。建て替えの時などは、極力、リサイクルにも心がけますが、直接、目に見えるものだけでなく、そこに漂う空気のようなものも大切にしたいと思っています。 その上で、私共は住宅の設計をお請けするにあたって、3つの「フリー」を提案します。それは今回のテーマにもありますが、高齢化、安全に対しての「バリアフリー」、健康に、自然に対しての「ケミカルフリー」、そして末永く、家とつきあうための「メンテナンスフリー」です。いかなる場合でも、これを基本に考えます。 現代の建築工法は我々から、つくるという創造の喜びを取り上げてしまっています。設計図を工務店に渡して、設計は終わりではなく、現場に入っても建主と一緒に、その楽しさを分ち合いたいものです。我々はよく、建主と職人さんと、一緒にタイルを埋めます。その手の感触、手の跡が家の表情になり、温もりとして残り、人を迎えいれてくれます。家づくりは楽しいものです。 |