| 「自然にコミュニケーションのとれる、 暖かで遊び心のある家になりました」 |
雲悌のある家 伊坂デザイン工房・伊坂重春 |
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| 外観(緑豊かな公園の前に建つ) |
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| ――楽しそうなロフトができましたね。
「陶器を置く棚をつくって、ギャラリーにしたり、子供の遊び場にしたりする予定でした。でも天井に施してもらった星空の装飾がきれいなので、本やCDや寝具を持ち込んで、ロフト下の部屋にいる子供も一緒に楽しんでいます」 ――2階リビングの住み心地は? 「昼はよく日が入って、カーテンを閉めてしまうこともあるほど。暖房費もほとんどかかりません。それと吹抜けを介して、3階の子供の様子がわかるのがいいですね」 ――完全分離型の2世帯住宅なんですね。 「ええ、1階が母の部屋です。でもデザイン風のブロックガラス越しに出入りがわかるんですよ。また、部屋の外からは見えないのに中からは人の動きが見えるといった工夫もあります。設計の工夫で家中に視界が広がり、開放感いっぱいの家になりました」 ――楽しく暮らせそうな家になりましたね。 「どの部屋も趣が違うし、内装も淡い色使いで飽きがきません。シリンダー状のロフトやコンクリートの打ち放しなどデザインが目をひいて個性的でありながら、家族の気配を感じる工夫がたくさんあって住みやすいんです。しかも上品な印象にとても満足しています」 |
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| 農林省試験場の「林試の森公園」に隣接する、2世帯住宅である。災害時緊急避難場所に指定された「林試の森」を延焼から守るために設定した「耐火建築助成金」を受けるため、狭小ではあるがコンクリート住宅を選択した。新建材ではないコンクリートの打ち放しが、ここの自然の緑と周辺の街並みに調和するというのも、選択の理由であった。3階のシリンダー状の鉄骨母屋の一体型工法は、工期短縮とローコスト化のための策である。3階上部ロフトを貫通するこのシリンダーは、屋根としての機能だけでなく、主寝室と子供室をつなぐ、室内にかかる「橋」でもあり、外に貫通したそれは、街のランドマークにもなっている。子供は、公園の雲梯のように遊び、大人はギャラリーなどとして楽しめる、家族の成長と共に変化していく「フリースペース」でもある。 伊坂デザイン工房・伊坂重春 他作品・「花見台のある家」 「ハニカムハウス」 |
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| 作品データ | ||
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■場所/東京都 |
■建坪/151.0m2 ■竣工/1996年6月 |
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