| 「生活の基本的空間はゆったり気持ちよく 個々のスタイルを尊重し暮らしています」 |
八街の家 村山隆司アトリエ一級建築士事務所・村山隆司 |
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![]() 外観 |
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| ――今回の家づくりで求めたものは?
「よく光が入る、木でできた大きなお風呂、そして小便器も設置した、ゆったり大きめのトイレですね。毎日使う基本的な生活空間を気持ちよく、ということにこだわりました。朝から夜まで快適に過ごせます。リビングを犠牲にしても、このスペースは大切でした」 ――リビングのないお住まいなんですか? 「そうです。食事をしながらの団欒の後は、それぞれの部屋でそれぞれの時間を過ごします。以前からそういうスタイルなので、特に広いリビングを必要としていませんでした。家族が思い思いに過ごせています」 ――以前と比べ暮らし方が変わったことは? 「来客時の応対ですね。必要なプラン以外はお任せしたので、1階の板の間は最初はどう使っていいのか疑問でした。今は大切な来客のときは2階の和室に通しますが、セールス、契約など、玄関先では気が引ける接客のとき、板の間に案内します。結果的には大変重宝していて、気の利いた住まいになりました」 ――家づくりをしてみた感想は? 「限られたスペースで欲しい空間を手に入れることができ、満足いくものになりましたよ。この地に引っ越してきた甲斐がありました」 |
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| 緩い丘の北側斜面を切り取って出来上がった分譲地で、真南に3メートルの擁壁とその上に元の林を残している土地に建っています。この擁壁と林によって南の陽が遮られ、温っとした感じを与えています。北斜面のままであれば、陽を取り込むのは容易いので、南側にコンクリートのボックスを置き敷地地盤を持ち上げ、それに寄り添うような形で木造を覆わせ本来の地形の記憶を取り戻すことにしました。1階は土の中から外へと寝室、アトリウム(エントランス)、前庭(板の間)と配し、徐々に北側に行くに従って外部空間へと変っていく配置にしました。2階は南側に広いテラスを設け存分に陽の光をアトリウムを通して下の階にも入り込むようにして、あたかも丘の上の林に光が差し込んできたようにしています。1階のアトリウム、板の間は道路から見透せ、内と外の生活が視覚的にも交差することで、街とのつながりを持たせ、土間的接客をする場所としていますが、前面のコンクリートの壁が程よく視線をさえぎっているため、ガラス張りのこの部屋は2階からの日差しを浴びて、施主いわく『居心地の良い空間として一番活用している』とのことです。
村山隆司アトリエ一級建築士事務所・村山隆司 他作品・「新百合ヶ丘の家」「玉川学園の家」 |
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| 作品データ | ||
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■場所/千葉県 ■区別/新築 ■構造/RC+木造2階建 |
■建坪/110.25m2 ■竣工/1997年4月 |
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