きのした みちお
  木下道郎
 
木下道郎
●略歴 1951年 兵庫県神戸市生まれ
  1970年 東京都立日比谷高校卒
  1975年 横浜国立大学建築学科卒
  1978年 同大学院修士課程を経て共同でワークショップ設立
  1981年 株式会社ワークショップ代表取締役(共同)
  1995年 有限会社木下道郎ワークショップ設立
 
●受賞 1986年 SDレビュー入賞:「ハートランド」
  1987年 第2回UD賞:「ハートランド」
  1993年 吉岡賞:「保谷本町のクリニック」
  1994年 第10回東京建築士会住宅賞:「立川の家」
  1994年 ディスプレイ産業奨励賞:「横浜市場」
 
木下道郎ワークショップ
東京都渋谷区本町3-20-1-303
TEL : 03-5358-3063
FAX : 03-5358-3064
URL : http://www.workshop-kino.com/
E-MAIL : ws@workshop-kino.com
 
 
作品
Old M Cabin
Old M Cabin
詳細  
階段収納の家
階段収納の家
詳細  
 
 
   
 
 
   
 
 
家づくりは住まい手と建築家の共同作業

設計を始める時に先ず住まい手全員の話しをできるだけ聴くようにしています。 できるだけ時間を取って住まいに関係があることもないことも、いろいろな話しを聴きます。もちろん住まいについての要望も書き留めますが、そういったいろいろな情報をいったんバラバラにして客観的に整理します。要望の内容そのものではなく、その背景にある意味を読み取るように努めます。そしてそれらを、敷地の持つ諸条件と合せて組み立てていくのが建築家の仕事です。ある住宅が出来上がった後で、住まい手から「望みどおりの家だけれど、思ってもいないものだった。」と喜んでいただいたことがあります。一番うれしいケースです。住まい手の思いを建築家に伝える事は簡単な作業ではありません。そういった意味で、住宅の設計は住まい手と建築家の、かなり高度な技術を要する、共同作業であると感じています。

住宅に完成はない

住宅は生活のための空間ですから、住まい手の用に応じて機能が固定されがちになるのは当然です。ある時点で住まい手の求める機能を充足する空間ができたとしても、住まい手の家族構成は変っていきますし、住まい手自身の成長や社会・環境の変化に伴って、大前提であったはずの、求められる機能は、当然、変っていきます。そうしたさまざまの変化におおらかに対応していけることが大切です。間仕切がかわったり、収納が増えたり、そんなことが自在にできる住宅をつくりたいと思っています。中に置かれる家具を限定してしまうような空間より、なんでも許容できる空間のほうが好きです。

地球全体の事も考えていかなくては

近代主義の消費社会から、地域主義の循環型社会にゆっくりとですが変りつつあります。建築材料の選択にあたっても、限られた資源を無駄にしないという心構えが必用です。無駄をなくして、合理的に空間をつくりたいと思います。もちろん子供達の成長に害がある恐れのあるような建築材料は避けたいと思います。

スケルトンとインフィル

インターネットの驚くほどの進歩で、住まいにおける情報端末や電力供給のあり方はおおきくかわりつつあります。ギガビットインフラは3,4年先でしょう。家電の新規格もまもなくです。そのほかでも設備機器は日進月歩です。住宅そのものの耐用年限よりもずっと早い時期に電気・ガス・水道・電話などのインフラや設備機器は更新されます。しっかりしたスケルトンと着脱しやすいインフィルという考え方にたった、将来のことを考えた設計が重要です。住まい手の好みによる調度品、家具などもインフィルと考える事ができます。住まい手が代われば取り替える事ができます。
 
 
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