| 「シンプルで飽きのこない斬新な家。 お風呂での時間も充実しています」 |
K邸 株式会社 鈴木克彦建築研究所・鈴木克彦 |
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![]() 居間より食堂を見る |
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| ――この素敵な家づくりのきっかけは?
「散歩で見た家が気に入ったのですが、その家の子供たちが私の診療所の患者さんだったので、建築家さんを紹介してもらいました」 ――目指したのはどんな家ですか? 「シンプルで飽きのこない、それでいて斬新なデザインの家。広く、十分すぎるくらいに明るく、美術館のようにすっきりしたデザインでとお願いしました。また床暖房、キッチンと浴室の窓を設けることが要望でした」 ――とくに気に入っているポイントは? 「リビングの赤い1本の柱と対応する黒いタイルの壁、ほかの白い壁と天井は、どこから見ても美しいですね。三方の広々とした窓から隣家の緑が見えて、春から夏はとくに美しいんですよ。また、洗面室には丸い鏡と半球状の水盤があって洗面が楽しくなりました」 ――家で過ごす時間が楽しそうですね。 「ええ。忙しい毎日ではありますが、リビングあるいは浴室で静かな静穏な、それでいて充実した時間をもてるようになりました。ただ残念なことに、海外旅行でもホテルに止まるとガッカリすることが多くなってしまったんです。住居が心身、つまりは人生に与える影響は測りしれませんね」 |
| マンション3戸分を改装して、和室を含む居間・食堂・台所・浴室を作りました。リフォームのため、既存の設備配管、構造柱、窓などがあり、制約は多くありました。伸び伸びとした空間を提供したかったので、ワンルームとしながらも居間コーナーと台所コーナーを両極に配置し引きをとりました。居間にはおちついた濃いグレーの壁を、台所コーナーには暖かいブーゲンビリヤ色の柱を対比的に配し、空間のシンボルとしました。斜めに振ったこの壁の裏側には白い浴室空間を置きました。南側のバルコニーも一部を広くして、戸外の生活を楽しめるように考えました。私は、原風景となる幼児期の住宅空間の役割は重要だと思っています。一般的に、マンションは一戸建て住宅のように吹き抜けなどで空間性を演出できません。マンション的空間で育つ子供たちに、日常の快適さだけでなく、大人になってからも思い出に残る空間を与えてあげたいと思いました。
株式会社 鈴木克彦建築研究所・鈴木克彦他作品・「GREYSH HUT」「GOO FIELD」「FILTERD HOUSE」 |
| 作品データ | ||
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■場所/東京都 ■区別/リフォーム ■構造/鉄骨造 |
■建坪/ ■竣工/1994年6月 |
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