「野鳥とふれあう360゜パノラマの非日常、
 森の中にいるような気分で癒されます 」
落葉松山荘
尾関建築設計事務所・尾関勝之
 
 
画像
アプローチ側外観1
 
画像アプローチ側外観2画像南側外観

画像コンクートの壁柱によって居室を2階に持ち上げることで木々の緑がちょうど座った高さに広がる画像開口部を開け放つ事で軽井沢の風を内部空間に取り込み自然と一体となる


住まい心地インタビュー
――別荘づくりで望まれたことは?
「自然と一体になれるスペースです。日常生活を離れて、森の中にいるような気分を味わえたら、と思っていましたが、そのとおりの別荘になりました」

――それにはどんな工夫がありますか?
「2階にいると、360゜パノラマなんですよ。和室の窓は大きくて開放的だし、テラスが居室をぐるりと取り囲んでいるので、まるで外とつながっているよう。見渡す限り木立が続き、葉っぱの緑色が目に飛び込んできます。何だかホッとしますね」

――お気に入りのスペースは?
「普段とは違う、広くて出入りが楽なキッチンです。みんなでワイワイ料理ができて、バーベキューも楽しめます。また、キッチン側のテラスで食事するのもいいですね。手すりにシジュウカラがとまったりして」

――野鳥とのふれあいもあるんですね。
「ええ。別荘に着くとまず、木立に置いたエサ箱にエサを入れるんですよ。するとまもなく、さえずりが聞こえてきます。2、3日しか行けませんが、本当に心から安らげて、一週間ぐらい行けたらなぁと思うんですよ」


設計のポイント
敷地は軽井沢塩沢湖近くの別荘分譲地の中にあって、あまり周辺の別荘建設が進捗せず、カラマツの木々が垂直に乱立している、自然の姿が色濃く残された静かな環境に位置している。1階は卍形の壁柱による極力小さな空間とし、エントランスと水回りの機能のみに 限定した。2階はポストテンション形式のPSスラブを採用する事により、四方に張り出した広がりのあるプラットホームが出現した。外部と一体となった居間や寝室やバルコニー等を配置させ、より自然に溶け込める様に、その上物の構造は木造の在来工法を採用した。全ての開口部は、ガラス戸や雨戸などを戸袋に収納出来るようになっており開け放つことで軽井沢の風を内部空間に取り込み自然と一体となることを目指した。居室の周りをぐるりとテラスが取り囲み内部と外部を関係づけている。

尾関建築設計事務所・尾関勝之   他作品・「喜連川の家」 「山肌の別荘」 「藤岡の家」

 作品データ 
  ■場所/長野県
■区別/新築
■構造/RC造+木造
■敷地面積/550m2
■延床面積/150m2
■竣工/2001年5月

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