「オープンな平屋では、どこにいても同じ
 温度・家族の気配を感じられます」
相模原の家
Studio A・諸角 敬
 
 
相模原の家
外観
 
相模原の家 外部 相模原の家 内部

相模原の家 内部 相模原の家 図面


住まい心地インタビュー
――家づくりのポイントは何ですか?
「モデルハウスによくある何々風と言われる外観の家には住みたくありませんでした。また、外から見てここはリビング、あそこは和室とわかるつくりもイヤだったんです。飾って心地よくなる空間ではなく、空間自体が心地よい建物が希望でした」

――具体的にはどんなつくりですか?
「間仕切りのない、開放的な住まいです。冬でも光がふんだんに入るので、明るく暖かで、照明や暖房がいりません。またオープンなので家のどこにいても同じ空気を感じます。温度差がないんですよ」

――気持ちのよいお住まいになったのでは。
「以前はマンションでしたが、平屋にしてみると、意外と家族の気配が感じられます。リビングの中に玄関があり、帰宅した子供にもすぐ気付くんですよ。子供の部屋を小さくして寝るだけにし、勉強はリビングでさせています。おかげで引きこもりとも無縁です」

――リビングも居心地がよさそうですね。
「そうですね。マンションでは限界があった収納スペースを思いどおりにできたので、隠す収納も実現しました。物を増やさなくなり、暮らしもスッキリと変わりましたね」

設計のポイント
北側に広がる雑木林を配慮した屋根型と素材、色で計画しています。L字型に曲がった配置ですが、その角の部分に入口を設け先に行けば行くほどプライベートな空間になる構成です。計画の時は子供が小さかったため夫婦の寝室近くに小さな部屋を取りましたが将来的には反対側のウイングの先、和室を個室として使う事も可能です。写真からは気づかれないかもしれませんが庭側に開口部を十分にとるため地震の時の耐力は屋根が受け持つ特殊な構造をとっています。そのため庭側には耐力壁なしですべて開口部をとることができ、光と風に満たされた住宅になりました。
 
Studio A・諸角 敬   他作品・「泉谷クリニック」「長者ヶ崎の家」

  作品データ  
 

■場所/神奈川県
■区別/新築
■構造/
木造

■建坪/136.5m2
■竣工/1993年12月

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