| リフォームならホームクリップTOP> 住まいのコミュニティトップ >青柳啓子さんトップ >ライフクリエーションNo.07 リペア&アレンジ |
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ずっと探していたものにふとめぐり合えた時の喜びと、それを購入して持ち帰った日の嬉しさは忘れられません。うっとりと眺め、触れながら「大切に使い続けよう」と決心します。そして、自分なりにアレンジを加えたり、リペア(修理)したりしながら長く使い続けているうちに、ものたちが暮らしをやさしく彩ってくれるようになりました。 |
ナチュラルな装いに合う小物が好き。持ち歩くものは、実用性もありながら、楽しい気持ちになれるものを選びます。
左のバッグは、フランスの古いものですが、日本で見つけました。冬のコートに似合うバッグを探していたところ、偶然目にとまったものです。デザイン、色、アクセントの文字、そして何よりも、その使い込まれた雰囲気に魅かれました。留め具の状態も良くてほどよい容量。ところがある日、駅のホームで持ち手の片方が“ぷつり”と切れてしまいました。でも、アンティークを選んだ時点で、そういうことも覚悟の上。その繊細さが持ち味でもあるのです。
フランスの古い革製バッグとパリの蚤の市でみつけたバスケット。
右のバスケットは、パリの蚤の市でアンティークレースを探していた時に見つけました。革製の持ち手と留め具が上品で色合いも気に入りました。レースの収納かごとして使っていますが、だんだん留め具の革がちぎれそうになってきました。
この2つ・・・意外にも簡単な工夫で修理することができました。
金具をくぐる持ち手の革の部分が切れてしまったので、購入先のショップに相談すると、持ち手全部を新しいものに交換する方法になり、費用もずいぶんかかることがわかりました。持ち手のきゃしゃなイメージが変わってしまうのは困るので、何とか自分で修理できないかしら? そこで考えたのが、2本の細く平たい革ひもで補強すること。持ち手を縁取るように金具を通して一周させ、木工用ボンドで接着したら、しっかりとした持ち手に仕上がりました。
留め具部分の革が弱ってちぎれそうになっていたので、裏にリネンを貼って補強しました。リネンは、革の色に合わせてアクリル絵の具でペイント。これで、しなやかで丈夫な留め具に戻って、一安心です。
この日傘は一年中活躍しています。特に愛犬の散歩の時には欠かせません。
柄の部分は木製ですが、冬の間だけフェルト仕様に。
柄を真っ白なフェルトで包んで。柄の部分全体を原毛フェルトで覆い、台所用洗剤入りのお湯をかけてなで続けると、簡単に柄に密着します。
裏側にレースで縁どり。粘着テープのついたものを使いましたが、両面テープで貼っても大丈夫。さしている時も、楽しい気分になれます。
素材、色、デザイン、全体の雰囲気、ディテール、サイズ感など、さまざまな要素をクリアしなければ、容易に買えないのが家具。
インテリアを決める重要なアイテムだからこそ、時間と労力をかけて見つけてきたものばかりです。
自分なりにアレンジをくり返し、すっかりわが家の一部になっています。
テーブルはフランスの古いもので、テーブルトップはブリキ製。木と異素材でできたテーブルを何年も探していて、めぐり逢えました。大きさと高さのバランスも良く、食事をしたり、お茶を飲んだり、手仕事や書き物をしたりも全てこのテーブル。本当に使い勝手が良く、一番落ち着きます。アンティークのため、少しぐらつきが気になり、修理をして使っています。
キッチンのテーブルとイス。キッチンは、ブルーグレーのインテリアでまとめています。イスの色を塗り替えたら、色のトーンが更にしっくりする空間になりました。
電動ドリルを使ってテーブルの裏から、L字金具で固定。
イスは、古いデザインを取り入れた新しいもので、購入時は木肌色をしていました。長時間座っていても疲れない座り心地が気に入っています。深みと味わいを出すためにアンティークステインを塗ったり、インテリアに合わせて白く塗り替えたりして使ってきました。寒い季節に入り、少し白すぎるように感じたので、塗り替えてみたら、やわらかな印象に。
● マットな質感
● ライトグレーにややカーキが入っていて、ニュアンスのあるグレイッシュなホワイト
色合いとシルエットが素敵なフランスのアンティークチェア。籐で編まれた座面は見た目も美しく、しなやかな座り心地。
でも、強く腰掛けたりすると籐が伸びたり、切れて傷んでしまいます。実は、1脚の座面が破れそうになってきていました。
張り替えも考えましたが、実家の父に相談したら、座面と板を縫うようにつなぐ方法を教えてくれました。
そして、手作り感があってもいいのでは・・・とのアドバイスを受け、取り外し可能な板とクッションの組み合わせにしました。
網の上にペイントをした板を取りつけました。これなら、強く腰掛けても安心です。
● グレー、ブラウン、カーキなどを感じさせるニュアンスカラー
● 微光沢、水性
クッションの材料は、「ARTS&SCIENCE(アーツ アンド サイエンス)」のエコバックとフェルト。
中にフェルトを詰め、入り口を閉じただけのふんわりクッション。
時々、インテリアの印象を変えるために模様替えをします。家族に感想を聞いて「いいね」が返ってくれば、張り切ってメンテナンスを開始。
家具ならば汚れを落としたり、傷みをチェックしたり。補修が済んだところで、新しいインテリアが落ち着きます。部屋の空気感が変わるとともに、「暮らしを包むものたちをあらためて大切に使い続けていこう」と、ものを見直すきっかけにもなります。
ここしばらく、キッチンカウンターはオープンの状態にしていました。それ以前は、ショーケースを置いて、キッチンとリビングを仕切っていましたが、別の仕切り方をしてみたいと思い、このガラス窓を取り付けました。ガラス窓は、主人から誕生日プレゼントとしてもらったもの。リフォーム時に取り付ける場所が思いつかず、ディスプレイとしてニッチに飾っていました。ガラス窓をつけたら、まるで窓辺にキッチンがあるみたいでしょう。ガラスには、ミルクティ染めをした紙を貼っています。
キッチンカウンターに取り付けたガラス窓は、リビング側に開きます。
本当の窓のように、開け閉めができるよう、蝶番で固定しました。
白かった窓枠を、アンティークチェアの座面板と同じ色(ブーロー)に塗り替えました。
漆喰の壁は、物がぶつかったりすると剥がれてしまうことがあります。そんな時は、直ちに修繕。
竹串の先に木工用ボンドをつけて、剥がれてしまったところを補修します。木工用ボンドって、とても便利!
玄関の柱に、ベトナムで買ってきた手作りの釘を5本打ちつけました。
長さが9cmもあるので、棚の役目を果たします。
宅配便を受け取る時の印鑑入れを置いています。
中が見えずに手が届く高さなので、便利。
手作りや暮らしに必要な道具たちは、持ち手の色がさまざまで統一することができません。
そこで、インテリアになじむように手を加えて、自分色に仕立てます。
使い慣れた万能ばさみとラジオペンチ。持ち手の色は、強いオレンジや黄色などのカラフルな色でした。手作りの道具は、リネンの布を木工用ボンドで貼ってナチュラルに。
キッチンばさみとチャッカマン。使いたい時にさっと手に取れるよう、シンク脇の柱に釘を打って掛けてあります。柱の色となじむよう、アクリル絵の具で白色に塗りました。
修理やアレンジなど、自分の手をかけることで、よりいっそうの愛着が生まれます。本格的な修理とはいえないかもしれません。
でも、気に入って手に入れたものだから、これからもずっと大切に使い続けたいと思っています。
塗料と木工用ボンドは、リペアやアレンジに欠かせないアイテム。
2012年のお正月のテーブルコーディネートは、白いリネンのクロスに赤いフェルトでお正月らしい清々しさとお目出たい華やかさを出し、中央の黒いフェルトで引きしめました。今年のテーマは、アスティエの白い器と黒い漆器でまとめること。
前菜のエシレバターをたっぷり入れ、パセリ果汁でほんのりもえぎ色にしたフランス風マッシュポテトには、春巻きの皮で作ったスカイツリーをトッピング。金時いもとくちなしとゴールデンパインで作った新作きんとんは、ブレンダーでトロトロにした生のパイナップルを加え、上品なデザートのような仕上がりになり大好評でした。
一番人気は、何と言っても博多雑煮。焼きあご(飛魚)・昆布・かつおぶし・しいたけの4種類でひいただし汁に、しょう油・酒・みりん・塩で調味し、中に入れる具は、天然ブリ・丸もち・勝男菜(かつおな)・かまぼこ・にんじん・さといも・しいたけ・昆布・するめ・手まり麩など10種類。ゆずを散らしていただきます。
大切な家族が一同に集まったお正月。独立した息子たちがそれぞれ家庭を持ち、青柳ファミリーも総勢7人と1匹(マコちゃん)になりました。皆が元気に揃ってお正月を迎えられることに、心から感謝した年の始まりでした。
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